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痛みについて (後編)

2011.07.10.15:21

・・・後編です。

次の仕事も決まってないのに辞めてしまい後悔したが、
股関節は良くなると当然思っていた。が、良くならない・・・。なんで?

ある日、ハローワークの帰り、スーパーに寄って買い物をしていたら、
股関節がじわじわと痛くなり、動けなくなって座り込んでしまった。
なんで?本当に痛くて涙が出た。
なんで?辞めたのに。なんで・・・?と泣けてきた。スーパーで。

その事を整形のドクターに話したら、すごく悩んだ表情をして、「じゃあ違う薬を出しましょう。」
と言い、何の薬か教えてくれなかったけど、私は鎮痛剤だと思っていた。

その日薬局で、「最近は医療が発達して、痛みが強い人がこういう薬を
飲むようになったんですよ。今度こそは良くなるといいですね」と言われた。

こういう薬?って、とふと思い、どういう薬?と知りたくなって数日後調べたら、
抗うつ剤だった。 え?!私が抗うつ剤?? 
と思って、少しパニックになったが、調べていけばいくほど納得した。

私の股関節痛はかれこれ1年以上痛い。5月から痛みを発症し、薬が変わったのは翌年の7月。
ある部位で、半年から1年以上、同じ痛みが慢性的に続くと、脳が覚えてしまうそうな。
脳が記憶してしまい、なかなか忘れてくれない。

忘れてくれてもいいのに・・・と思うんだけど、一旦記憶されたものはなかなか忘れないそうな。
抗うつ剤を飲むとどうなるか、と言うかどういう働きがあるか。

神経伝達物質セロトニンが再び細胞に吸収されるのを妨ぐのが主な効用。

簡単に言うと、痛いという記憶を脳に伝達しないよう、間にあるシナプスを断ち切る作業をしてくれるのが、私が服用した抗うつ剤である。一つ一つ、痛いという記憶を断ち切ってくれると言う。

しかしこの抗うつ剤。ものすごい副作用があり、飲み始めた当初は抗うつ剤だとかそんな副作用があるとは知らなかったので、本当に具合が悪いのだと思った。

7月と言えば暑い。毎日フラフラしながら、家具に体をぶつけながら起きて、
必死に医療事務の学校に通っていた。

病院を辞めた私は、引き続き医療の仕事がしたいと思い、医療事務の基金訓練に申し込んで、ラッキーにも合格した。

授業中は眠くてだるくて、眩暈はするし、もうアカン状態だった。
あれが薬が原因だったんだーと知ったのは副作用も治まった後だった。
もうちょっと早く調べれば良かった・・・(;´д`)トホホ

人間は、極端に強度なストレス下だと痛みは生じないけど、後になって痛くなることがある。
例えば戦争で身体の一部が吹っ飛んでもそれほど痛くなかったと証言しているが、
後に、足が無いのにその部分が痛いと訴えるという。

ドクターによると、私はそれに近いかもしれない。と言われた。
私の場合は仕事中痛かったけど、辞めたのにもっと痛くなったのは、
ストレスから解放されたゆえに生じた痛みかもしれないと。痛いというストレス。

そこに痛みがあるわけじゃないのに、脳が記憶しているから痛いと感じる。
というのが簡単な言い方かもしれない。

でもそれは、神経質だから痛みが消えないという事は、絶対に無いと言い切ってくれた。
私は、友達から考え過ぎだとかA型で神経質だからと言われて落ち込んだ。

しかし理学療法士やドクターに相談したら、絶対に違う。と言ってくれてホッとした。
脳科学の分野だし、この痛みのメカニズムだって、やっとこの数年で分かったことで、
神経質の人や、ましてやA型だからってなるなんて有り得ない。と言ってくれた。

痛みに対して、現在も多くの医者は、気のせいだとか考え過ぎだとか言うドクターはたくさんいると言う。現に痛いけど、そこに症状はない。だから気のせいだと。

しかし、勉強をきちんとされているドクターはそうじゃない。それは脳が記憶していると分かっているから抗うつ剤を出す。

ドクターによると、抗うつ剤を出して怒り出す患者さんや泣き出す患者さんもいると言う。
やはり、うつ病に対して出す薬だから、整形の患者さんには理解されないことも少なくないらしい。
私のように自分で調べてきた患者さんは私が初めてだと言われた。

薬はそんなに簡単に脳内を掃除できるわけじゃないので、時間はかかると言われたけど、
明るい兆しが見え、少しは明るくなったかなあ。
でも、歩く速度は亀さんよりも遅いくらい遅い。少しでも早く歩くと激痛が走る。

あの頃通っていた学校の生徒さんの中で、この人はきっと理解してくれると直感で分かった人には
私の足のことを言い、駅までの道のりで、ゆっくりしか歩けないから先に行って、と言えた。
そこで一緒にゆっくり歩いてくれたり、今日は急ぐからと言って先に行く。
でもそれがどんなに嬉しかったか。痛いと言えたこと。それが一番嬉しかった。
我慢しなくてもいいとか、頑張らなくてもいいと感じることが、どんなにストレスにならないことか。
人によっては言えないんだな。。。

そういう優しい人達に出会えたこと。それに感謝。
もちろん今でも良いお友達でいることは言うまでもない。

病院での勤務では言えなかった。もし言えて時々座ったり出来たら治りも早くなってたのに。
と思うことがある。
でも、辞めて新しい出会いがあったんだから、これで良かったんだな~と思う。


脳が記憶している痛みと、現にそこにある痛み(筋肉痛)との違いもはっきり分かるようになってきた。脳が記憶している痛みは触っても柔らかい。
そして手で触ることにより、脳が刺激され、そこは痛くないという指令が出され痛みがなくなる。
それをフィードバックというらしい。手で触ると脳が確認してくれるらしい。
話しを聞けば聞くほど不思議な話しで、脳の中を覗いてみたいと何度か思った。

そして、週2回のリハビリは今も続き、今では抗うつ剤は卒業した!!
飲まなくなったのは、2ヶ月くらい前。だから、10ヶ月くらい飲んでたかな。
ドクターがそろそろいいかな。と言って下さった。
脳の記憶は無くなったんですかね?と聞いたら、あと少し。だけど後は自分で何とか出来る範囲まできたからと。ヤッター!!嬉しかったーーー!\(^▽^)/

今、服用しているのは神経痛に効く新薬。開発されてまだやっと1年たった薬。
これがよく効いて、あと少し!というところまで来た。

しかし、今は股関節よりも膝。2週に一度膝に注射をしている。これが泣くほど痛い

膝の痛みは今までもあったけど、股関節が痛かったから出番がなかったそう。
人間という生き物は痛い場所が2箇所以上あると、一番痛い場所しか痛みを感じないらしい。
確かにそうだね・・・。注射打つ時、つねったりする。
痛みを分散化するために自然とそんな行動を取る。
一度に何箇所も痛かったら人間は耐えられないらしい。分かる気がする・・・

今は股関節が良くなってきたのでお次は膝。まあ次から次へと・・・・

注射も効くようになってきて、最初は痛い思いして打っても2日くらいしか持たなかったのが、
今では1週間以上持続している。これだけは脳に記憶してもらいたくないから早く治したい!
体重も、一気に増えた頃より7kg痩せて、股関節や膝に負担をかけないようにしている。

股関節は薬を飲んでも注射を打っても何をしても痛みは和らがなかった。
ドクターも理学療法士の先生も本当に一緒になって悩んでくれて、とても有り難かった。
決して私の痛みを無視したりバカにしたりしなかった。私だって途中で放り出したかったのに。
きちんと向き合ってくれた。本当に心から感謝している。
あれだけ勉強している整形のドクターはあまりいないと、理学療法士の先生は言っていた。
いいドクターにめぐり合えたこと、本当に感謝している。運が良かったー。

今の薬は神経因性疼痛に効く薬。このメカニズムも長年の謎なんだそう。

なので私は痛いという言葉に敏感になり、決して気のせいとか嘘でしょ?とは思わない。
痛みは決して、どんなことがあっても他人には分からない。親子でも分からない。
その人本人しか分からない。だからこそ、真摯に向き合ってくれたドクターと理学療法士の先生に感謝したい。

今でもネットで色々な相談の掲示板を見ると、医者に痛いと言っても嘘?もう治ってる筈だよ。
と言われ、深く傷つき精神安定剤を服用するようになったとか、そんな相談は結構たくさんある。

医者でさえそんなことを言うのだから、素人の私達では痛みに対して軽はずみなことは言えない。
決して分からないことだから、疑ってかかるのではなく、信じてみることが大切。
簡単なことだけど、痛いという人を見たら、どんなに痛いか、どういう時に痛いか、
そういうことを聞ける人間になりたい。

これからもこの痛みを持ちつつ、この痛みがあるからこそ、
優しく生きられたら嬉しいなあと思う私です。

今の目標は普通の速度で歩くこと。ただそれだけ。
色々なところへ行って歩きたい。

この病気になり、多くの人の優しさに触れることが出来た。
辛いこともあったけど、これからは、この経験を活かして生きていきたいと思う。


そうそう。痛みは我慢したらダメです。痛みを放っておいてもダメですよ。

長いのに、読んで下さって、本当にありがとうございました。
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No title

2011.07.10.19:55

本当に大変でしたね。
人にはそれぞれその人にしか乗り越えられない試練を神様は与えるって、ワタシはそう思っています。
長い人生、きっとバランスが取れるようになっているんですよね。
素敵な出会いもあったし、人の優しさも感じられた。
ワタシはワタシで大変なことが続いたけど、なんとか今まで生きてきたし(笑)
これからは、よくなるだけ!そうじゃないかしら・お互いにねv-290
無理せず、自分のペースで自分を信じてこれからも歩いていきましょ

Re: No title

2011.07.10.22:45

rokokoさん

そうですね。乗り越えられない試練は神様は与えないって言いますよね。
だから、この年まで生きているんでしょうね(笑)

病気って言うのか分かりませんが、股関節痛によって本当に色々見えたものがあります。
一番感じたのは人の優しさです。そうじゃない時が一番辛かったですが・・・。

これは完治は難しいらしく、一生抱えなくちゃいけないらしいです。
だって骨が足りないんだから仕方ないですね。年を取ったら手術らしい・・・。
でもまあ、2年たち、だいぶ慣れてきたし、うまく付き合っていきます。
絶対良くなるって信じてますよ。
お互い、頑張りましょう!('ー')

管理人のみ閲覧できます

2011.07.12.00:01

このコメントは管理人のみ閲覧できます
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naomiN

Author:naomiN
ニューヨーク、バハマ、
ラスベガスと渡り歩いて
22年。2009年4月から
ここ日本で、一人娘の
ぷーちとうさぎのメイの
楽しい暮らしをスタート
させたアラフィフママ♪

大好きなクラフトやバッグ
を楽しみながら作り、
ぷーち&メイの暮らしの中で
常に感謝することを忘れずに
笑顔で暮らしています♪

2012年4月から通信の大学で
社会福祉士を目指し勉強する
ことを決意し、努力の日々♪

4年後に必ず合格する事を
目標に頑張るぞ!!!
今日もありがとう♥

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